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メルカリ なぜ検索汚染をしてはいけないか その大きすぎるデメリット

メルカリの出品説明欄に、ノンブランドの服なのに、シャネル、グッチ、など関係ないブランド名をずらずら羅列すること、また鬼滅の刃の炭治郎のグッズに、煉獄杏寿郎、胡蝶しのぶなどグッズに入っていない同作品のキャラクター名を入れること、さらにひどいと鬼滅のグッズなのに呪術廻戦 虎杖悠二 五条悟 僕のヒーローアカデミア 爆豪勝己 など延々と関係ないワードを羅列することを「検索汚染」や「検索妨害」と言います。

 

なぜ、「検索汚染」をするのか、また、意外と知られていないその大きすぎるデメリットについて解説していきます。

 

1.なぜ「検索汚染」と言うか

 

まず初めに、なぜ関係ないワードをずらずら羅列することを「検索汚染」というか、そこから説明します。

それは、購入者が例えば鬼滅の炭治郎の缶バッジを欲しいと思って「鬼滅 炭治郎 缶バッジ」と検索したとします。

すると、説明文に鬼滅 炭治郎 缶バッジ と入っているものが全て検索に引っかかるのですが、先述した通り関係ないグッズにそのようなワードを羅列している出品があるため、購入者が探しているものとは全く関係ない出品物が出てきてしまうのです。

そのため、迷惑行為という意味合いを込めて「検索汚染」や「検索妨害」と言われています。

 

2.なぜ「検索汚染」をする出品者が後を絶たないか

 

1のなぜ「検索汚染」と言うか で、半分答えは出たようなものですが、関係ないワードをずらずら羅列する出品者は、なるべく多く検索に引っかかることで、出品物を見てもらい、それで少しでも販売機会を上げたいからやっているのです。

また、自分が検索汚染しているという自覚もなく、他の出品者がやっているから…でなんとなく関係ないワードの羅列をしている人もいます。

 

3.実際に販売機会は増えるのか?

 

私はやったことが無いので分かりませんが、キャラクターグッズの世界で検索汚染をするのはあまり意味はないと思います。キャラクターグッズはそのキャラクターのグッズが欲しくて探しているのです。関係ないキャラクターが出てきても邪魔でしかありません。

また、たまたま検索汚染で出てきた関係ないキャラクターのグッズを良いと思っても、大抵の人はそこで衝動買いはしません。なぜなら、他の人が同じグッズを出品していてそちらの方が安いかもしれないからです。

そのため、検索汚染で出てきたキャラクターのグッズを再度検索して、もっと安く出品されていないか探してから購入という流れになります。

そうすると、検索汚染しているグッズが検索汚染していたおかげで売れる という流れはほとんどないと思います。

 

4.検索汚染の重すぎるデメリット アパレルでは裁判も

 

上記のように検索汚染は迷惑行為扱いですし、検索汚染しているおかげで売上が上がるということはほとんどないと思います。

これだけでも、検索汚染するメリットはないに等しいのですが、検索汚染にはやっている側には思いもよらないような大きなデメリットがあるのです。

 

からかい上手の高木さんという作品があるのですが、そこそこ人気があるのにあまりグッズは出回っていない状況です。

からかい上手の高木さんのグッズを集めている人は、少ない出品の中から真剣に探していると思います。ところが、この、からかい上手の高木さん、検索汚染羅列ワードの中に入っていることが多いのですが。

よくグッズが出回っている五等分の花嫁などのグッズの説明文に他の(五等分の花嫁とは関係のない)いろいろな作品名をの中にからかい上手の高木さんも入っていることがあります。

こうするとどういった事態が起きるでしょうか…?

からかい上手の高木さん 缶バッジ などで検索すると関係ない五等分の花嫁などのグッズで検索画面の大半が埋め尽くされてしまうのです。

真剣にからかい上手の高木さんのグッズを探している人にとっては邪魔でしかありません。

 

もし、その人が、その事態を検索汚染ワードを羅列している出品者のせいだと気づいたら…。

 

1つ良い方法がありますよね

 

検索汚染ワードを羅列している出品者をブロックすることです。

 

一度ブロックした人のブロック解除ってあんまりやらないですよね。

なので、その出品者は検索汚染したためにブロックされて永遠に出品物を見てすらもらえなくなるのです。

これはからかい上手の高木さんだけでなく様々な作品で起こっていることだと思います。

 

これだけで、検索汚染はやるメリットほとんど無しで、デメリットは大きい迷惑行為でしかないと気づいていただけるかなと思います。

 

また、アパレル関連では裁判も起こっており、検索汚染していた出品者が敗訴して賠償金を払う判決も出ています。

 

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